美巨乳でパイズリも自慢技

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飛べない!?サイバンインコ 検察庁キャラ着ぐるみ、福岡庁舎で“隠居”1年半

 裁判員制度を広報する検察庁のキャラクター「サイバンインコ」の全国に2体ある着ぐるみのうち、福岡高検が管理する着ぐるみが約1年半前から使われていない。裁判員裁判の導入から10年を迎えた今年も庁舎ロビーに飾られているだけの“隠居”状態だ。

 サイバンインコは2009年の裁判員制度の導入前、福岡高検の若手職員が「親しみやすいキャラクターを」と発案。07年に着ぐるみを製作した。当時のゆるキャラブームに乗って全国の検察庁で同様のキャラクターが乱立したが、当時の鳩山邦夫法相がサイバンインコを全国統一キャラクターに選んだ。

 当初は街頭で制度を周知するチラシを配るなどして活躍したが、徐々に機会は減り、17年12月を最後に使われていない。これまでの活動は約70回。制度を巡っては辞退率の上昇など課題が多く、福岡高検は「経年劣化は進んでいるが、簡易な広報活動ならできる」として今後も活用する方針だ。【平川昌範】